11月4日 てくてく宮之浦岳

朝四時頃とまり木に設営したテントで起床します、今日は天気予報では降水確率が0%だったので屋久島もとい九州最高峰の宮之浦岳へ行こうと思います。
とまり木から登山口である淀川登山口までカブで向かいます、まだ夜のとばりが続いていてオリオン座を眺めながら走っていきます、山道になると街灯も無くてカブのライトだと少々心もとない上気温が低かったのでかなり難儀な道のりになってしまいました・・・・・。
どうにか登山口に到着し装備を整えて登頂を開始することにします。
午前五時二十二分出発

まだ日が出ていないので序盤はヘッドランプの明かりを便りに進んでいきます、しばらくすると淀川小屋がありました。

もうしばらくすると朝焼けが見えてきました、日も出てきたのでヘッドランプを消して進みます。



午前六時四十五分 花之江河到着
やはり南の島とはいえ晩秋なのと標高が高いのがあり木道には霜が張っていて水も凍っていました、とは言え歩いている分には体が暖まっているのでその点では歩きやすいのですが止まると途端に冷えてくる感じです。

大分良い景色になってきました、山肌には岩が露出しています。

この岩はロボット岩と言うらしいです、マニアックなネタですが個人的に強いて言えば頭部はエルガイムmk2に似ているかもしれません。

頂上が見えてきました。

午前八時四分 山頂到達



山頂からの眺望は所々雲海っていましたが良かったです、口永良部島も見えました。

頑張ればここから縄文杉まで行くと言う事も出来そうですがカブを置いてきているのでそのまま来た道を戻ることにします。

山頂でとまり木の姉さんに作って頂いたおにぎりをパクつきます、やはりこういう状況で食べると美味しいです。
山頂でゆっくりしたかったのですが寒かったので三十分程で下山することにします。


シカでした(嬉野D風)
人馴れしているのか全く逃げるそぶりもなく草を食らっていました。

水場で乾いた喉を潤します、染み渡ってくると言うのはこう言うときに使う言葉かもしれません。


午前十時五十七分 下山完了
午前中には戻ってくる事が出来ました、結果的に言うと朝そこまで早く出なくても良かったのかもしれませんが今の時期は日が短くて気温も低いですし何より屋久島なので天候の急変の可能性を考えると時間には余裕を持って行動した方が良い気がします。

昼過ぎにとまり木に帰還します、姉さんから「宮之浦行ってきてたんだよね!?」みたいな反応をされました、結構時間的に早かったみたいです、なんか利尻の北麓野営場の管理人さんにも似たようなリアクションをされた記憶があります。
とりあえずくたびれたのでテントの中で昼寝してすごしました。


その後近くの楠川温泉(写真は撮り忘れました・・・・)へお風呂に入りに行って買い出しを済ませて帰還します。
晩御飯は昨日の残りのカレーを食べつつ晩酌して歓談して過ごします、明日も早起きする予定なので早めに就寝しました。

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